同窓会で会う元一軍女子|あのときの関係のその先

この記事は、学校を出た人に向けて書いています。

同窓会の案内が来たときに、 少し身構えてしまう——という人は少なくないと思います。

当時のグループのこと、 自分がどのあたりにいたかということ。 そういう記憶が、案内の一通で戻ってくるからです。


同窓会は、当時の座席表が一時的に復活する場

同窓会がやりにくいのは、当時の並び方が短時間だけ再現されるからです。

会場に入ると、 だいたい当時のグループごとにかたまります。 話しかける相手も、当時よく話していた人になります。

つまり、あの数時間だけは、 教室の見取り図がそのまま戻ってくるわけです。

普段の生活では消えているはずの物差しが、 その場では一時的に効いてしまう。 身構えてしまうのは、そのせいだと思います。


実際に会うと、拍子抜けすることが多い

それでも、実際に行ってみると印象が違うことがよくあります。

理由は単純で、 全員がそれぞれ別の場所で十数年を過ごしてきているからです。

当時中心にいた人が、いまの話題では聞き役に回っていたり、 逆に、ほとんど話したことがなかった人と 仕事の話で盛り上がったりします。

当時の並びは、現在の話題に対しては何の効力も持ちません。 数時間のあいだに、それがだんだん分かってきます。


話す材料が一つしかないと、しんどくなる

同窓会で消耗しやすいのは、近況の話題が仕事だけになるときです。

勤め先と役職の話だけで近況を交換すると、 それはそのまま比べ合いの形になります。 うまくいっている時期ならいいのですが、 そうでない時期は、話すこと自体が重くなります。

逆に、 仕事以外の話が一つでもある人は、この場での消耗が少なくなります。 比べる軸が一本ではなくなるからです。


行かないという選択もある

気が進まないなら、行かなくてかまいません。

同窓会は、 当時の関係を清算する場でも、 決着をつける場でもないからです。

行けば拍子抜けすることが多い、とは書きましたが、 それは行った人の話であって、 行かなかったことで失うものは、実際にはほとんどありません。

会いたい相手が特定の一人なら、 その人にだけ連絡するほうが早い、ということもよくあります。


まとめ

  • 同窓会がやりにくいのは、当時の座席表が一時的に復活する場だから
  • 実際に会うと、当時の並びは現在の話題に効力を持たないことが分かる
  • 消耗しやすいのは、近況の話題が仕事だけになるとき
  • 話す材料が複数あると、比べ合いになりにくい
  • 行かないという選択で失うものは、実際にはほとんどない

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